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灯 らん

London Travel Journal 2023 Day1,2

 前回の英国旅行から早4年。あの旅行のすぐ後からコロナ禍になってしまい、中々海外に行くのが難しくなってしまっていましたが、ようやく再び英国に行くことが叶いました!

 今回は9月8日から14日までの約1週間、友達と4人でロンドンを中心に観光してきました。このブログではその旅の思い出を綴っていきます。


Day 1 (8th September 2023)

 8日の朝7:50のBritish Airwaysの直行便で日本を発ったのですが、この日はちょうど台風13号が関東に直撃する日で、朝から大雨と風で飛行機がちゃんと飛ぶのかとても不安でした。風で航路が変更になり、積荷を減らす作業が発生しましたが、定刻の1時間遅れで無事に離陸することができました。

 通常、日本からロンドンへの直行便はロシアの上を航行して11時間ほどの旅程になるのですが、現在時勢的にロシアの上を飛べないため、アラスカはアンカレッジを経由しての大西洋周りの航路となりました。遠回りのため時間も14時間強かかり、私ほほぼ寝ていたのですが、それでもお尻が大変な事になりました……。早く平和になってほしいです。


 ヒースロー空港(Heathrow Airport)に到着した時にはすでに夕刻で、関西から別便で来た1人と合流して旅のメンバーが揃いました。空港からロンドン市内へ向かう道中でインドルーツの親子とおしゃべりをして、元気いっぱいの小さな女の子と遊べて旅の疲れが癒やされました。

 どう見ても観光客に見えるだろうなと思っていたのですが、女の子のお母さんに「この辺りに住んでいるの?」と聞かれて、さすがいろいろなルーツを持つ人がいる国だなとしみじみ感じました。


 ホテルは立地の便利さから、4年前と同じところをとっていたので、迷うことなく辿り着けました。着いたのは20時過ぎで、この日はスーパーで買った夕飯を食べて就寝です。



Day 2 (9th September 2023)

 

  <Where I went to>

・Big Ben

・Westminster Abby

・Buckingham Palace

・Hard Rock Cafe(服屋)

・The Footman

・Reagents St

・Fortnum and Maison

・Picadilly Circus

 

 2日目から観光開始です!本来なら9月のロンドンは最高気温20℃ほどの涼しい気候のはずなのですが、この日は朝から快晴&最高気温30℃と日本から来ていなければ致命的な暑さでした。

 今年はイギリスも異常気象だったらしく、イギリスに住んでいる友達曰く「耐えられぬ暑さ」だそうで。例年なら気温の上がらない国なので、エアコンがなく換気の悪い建物が多く、Tube(地下鉄)の中もホテルの部屋も暑かったです。まさかロンドンに来て日焼けするとは思っていませんでした……。


 朝イチで向かった場所はどこか。それはBig Benと国会議事堂が見えるテムズ川沿いです!4年前はBig Benも国会議事堂も工事中で、物足りない写真しか撮れなかったので早速リベンジしにいきました。朝日を受けて輝く二つの建物は本当に綺麗で、細かい装飾が作り出す影や、真っ青な空とのコントラストもとても美しかったです。

Big Benと国会議事堂。ぜひ4年前の記事の写真と見比べてみてください。

 続いてウェストミンスター寺院(Westminster Abby)へ!こちらも4年前に訪れているのですが、素敵な場所は何度行ったって素敵なのです。加えて、ウェストミンスター寺院で行われていたエリザベス女王の国葬やチャールズ3世の戴冠式をライブで観ていたので、4年前とはまた違った心持ちで見ることができました。

 ゴシック建築の荘厳な寺院内は、多くの観光客がいても静謐さと神聖さを讃えており、何度見ても息を呑んでしまいます。教会の高い柱とアーチ型の天井は高い木々、バラ窓から差し込む光は木漏れ日を連想して、石の森に迷い込んだような気分になります。


 身廊を抜けて、金色に輝くQuire(内陣)の先にある内陣ではチャールズ3世の戴冠式に合わせて公開された13世紀のモザイクの床を見ることができます。他にも数多くの王様の棺やモニュメント、石造などが納められています。

 棺にはさまざまなモチーフの装飾が用いられており、棺をベッドのようにして横たわる人や聖書のシーンを再現しているもの、兵士たちに守られているものと様々で、中でもイングランドを象徴するライオンが多く用いられており、それぞれ表象の仕方が変わっていて興味深いです。


 中庭を囲む回廊には、13世紀の床や壁が残るChapter Houseや、王の宝を保管していた地下のPyx Chamber、ブリテンで最も古いドアなど見どころが盛りだくさんで、出口近くには700年以上戴冠式で使用されているエドワード1世の椅子も展示されていました。もちろんチャールズ3世の戴冠式でも使用されており、これがあの……!と内心盛り上がっておりました。


 ウェストミンスター寺院は西洋ファンタジー好きにとってはたくさんのインスピレーションを得られる場所だと思います。イギリス旅行の際はぜひ訪れてみてください。


 ウェストミンスター寺院のあとはバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)へ徒歩で向かいました。この日の衛兵交代式はすでに終わっていましたが、宮殿前の金色の像や門、品格のある建物は一見の価値ありです。ここも宮殿前の広場を戴冠式のパレードで通っていたなとワクワクしました。

 バッキンガム宮殿の横にはグリーンパークがあり、友達が行きたいというハードロックカフェへ公園内を歩いて向かいました。

 ロンドンにはグリーンパークの他にも、ハイドパークを始めとしたたくさんの大きな公園があります。公園は緑豊かな憩いの地になっていて、晴れの日にはたくさんの人が訪れてピクニックをします。緑のゆとりの空間があるのはロンドンの素敵で羨ましいところです。


 遅めのお昼はパブでサンドイッチを食べました。この日はたくさん歩いたのと炎天下でみんなヘトヘトになってしまったので、コヴェントガーデンに行く予定を変えて、近くのReagents Streetへ。ここも4年前にも訪れていて、日本の六本木や銀座のようなところです。


 Reagents StにあるFortnum and Maisonはデパートになっているので、紅茶の他にカトラリーや香水、バスアイテム、洋服や宝石なんかも売られています。何より一番素敵なの建物の中央階段です。赤いカーペットが敷かれた木製の階段は、古い洋館を歩いているようで、ドアマンもいるので貴族のお屋敷にお邪魔したような気分になれます。

Fortnum and Maison

 他にもユニクロに入ってみたりWhittardで紅茶を買い込んだり、散策とお買い物を済ませて、ピカデリーサーカス(Picadilly Circus)から有名なエロースの像を片目に、Tubeでホテルへ戻りました。


 ところでこのTubeですが、世界最古の地下鉄でロンドン市内を網の目のように走っています。古いだけあって車内は狭く、駅には階段しかないところも多くベビーカーやスーツケースがある人には不便ですが、ロンドン市内であればTubeで大体どこでも行けてしまいます。Picadilly Lineなど、古い路線の車両はトンネルから押し出されてきたようなかまぼこ型が可愛いので、ぜひ画像を検索してみてください。


 観光1日目はこれで終わり。翌日はOxfordへ向かいます!

 


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